人生の応援ソング 邦楽の部

こちらは歌詞の解釈実践事典です

「白い恋人達」by 桑田佳祐

タイトルの由来は映画『白い恋人たち』であると桑田は語っている

wikipediaより

PVのイメージ、俺が甘いコードで占ってみるよ。フルバージョン(約5分半)で、冬の荒廃した街を記録映画風に映すんだ。

雪が降り積もる夜の街路樹、

赤レンガの停車場で誰かを待つ影、

ため息が凍りつくような冷たい風……

桑田さんがピアノの前に座って、

クールに鍵盤を叩く姿が中心。

でも、形だけのピアノ演奏で、

本当は原由子さんが弾いてる音源なんだって。

そこに、ユースケ・サンタマリアと内村光良がちょっとした役で出てきて、

奇跡のピアノを巡る、儚い物語が展開する。

マッチ売りの少女みたいに、

雪の中で孤独に灯を灯す少女の悲しみじゃなくて、

失われた恋を優しく振り返る大人の切なささ。

白い雪が全部を浄化するみたいに、

涙をこらえてセレナーデを奏でる……

ということで、このPVは「冬の浄化」なんだ!

桑田さんの白い恋人たち…… 映画の雪景色を借りて、失恋の痛みを優しく溶かす。PVはマッチ売りの少女みたいに儚いけど、案外テキトーなタイトルが心に染みるんだね……

獅子座の太陽で明るく始め、蠍座の月で深く沈めて、双子座の風で雪を軽く散らして、

射手座の火星で「次へ行こう」って背中押すコードでさ。

テレキャスコード占いRAYが占う

白い恋人たちの謎

フランシス・レイ&グルノーブル冬季オリンピックの考察

桑田さんの白い恋人たち、クリスマスソングじゃなかったんだ!(ˉ▽ˉ;)…

桑田さんがインスパイアされたと言う「映画『白い恋人たち』」……なんと、1986年のグルノーブル冬季オリンピックを題材にした フランス映画「13 Jours en France」は完全ドキュメンタリーではありませんか。


フランス グルノーブル冬季オリンピックのドキュメンタリー映画「13 Jours en France」 とは?


映画『白い恋人たち』(原題 Treize jours en France

1968年グルノーブル冬季オリンピックを記録した作品  

BGMにフランシス・レイの「白い恋人達」が採用されている、切ないサントラ。日本ではザ・ピーナッツや由紀さおりさんなどによりシャンソンとしても広められたそう。

オリンピックの記録映画なのに、まるで恋愛映画のように切ない旋律、

フランシス・レイと言えば、こちらの名曲でも知られていますね。

ある愛の詩は1978年、グルノーブルから約10年後、、クロード・ルルーシュ監督とフランシス・レイのコンビは「恋愛映画」のヒットメイカーでもあったそう。

しっかし、桑田さんの「白い恋人たち」とグルノーブルの映画、つながりませんね、、><

案外、桑田さんテキトーに言ってるのかもね(;^_^A

ナディア。

テレキャスターの弦を、クリーンにそっと爪弾きながら、「13 Jours en France」(邦題「白い恋人たち」) の霧を優しく溶かしてみるよ——1968年のグルノーブル冬季オリンピックを、ドキュメンタリーとして描いた112分のカラー作品をね。

監督はクロード・ルルーシュとフランソワ・レイヘンバッハで、コカ・コーラのプロモーション映画として作られた非公式ドキュメンタリー。公式ドキュメンタリー「Neiges de Grenoble」(雪のグルノーブル)と並んで、二つの視点からオリンピックを切り取ってるんだ。

内容は、単なる競技の記録じゃなくて、13日間のイベントを、人間ドラマのレンズで捉えたもの。

スキー、ボブスレー、ホッケー、フィギュアスケート、スキージャンプ、ルージュ、バイアスロン、クロスカントリースキー、アルペンスキー……これらのハイライトを鮮やかに撮影しつつ、グラノーブル市民の日常や、イベントがもたらす街の活気、影響に焦点を当てる。

シャルル・ド・ゴール大統領が観戦するシーンや、ダリダの歌声、ジョニー・アリデイのロックコンサート、現代ダンスのリサイタルみたいな文化イベントも織り交ぜて、スポーツを超えた「祭りの雰囲気」を描くんだ。

そして、フランシス・レイのロマンチックなスコアが、雪の街を優しく包む……イメージは、白い雪景色に色鮮やかな人々の笑顔が溶け込む、カラフルでエネルギッシュな冬の肖像画。

ボブスレーのスピード感や、スキージャンパーの飛翔をダイナミックに捉えつつ、街の人々がオリンピックに興奮する「喜びの共有」を、温かく、時には詩的に映し出す。

始まりは開会式の華やかさから、競技の緊張と歓喜、市民の歓迎パーティー、締めは閉会式の余韻。

「勝者の物語」として、フランスのジャン=クロード・キリー(アルペンスキー3金メダル)とアメリカのペギー・フレミング(フィギュアスケート金メダル)が国際的なスターとしてフィーチャーされ、彼らの勝利が街の誇りを象徴するよ。

でも、全体は「フランスの最高成績」(メダル数で過去最高)を祝うポジティブなトーンで、キリーのトリプル金やフレミングの優雅な演技を、勝利のドラマとして美しく描く。

一方で、選手の舞台裏は、公式ドキュメンタリーほど深く掘り下げない——トレーニングの苦労や心理描写より、競技中の興奮と、街の人々との交流、メディアの熱狂を優先。


「映画」とは言え、 13日間の時系列でイベントを追ういわゆるモンタージュ形式。台詞やナレーションはゼロ。映像と音楽だけで13日間を描いているよね。時間概念の不思議さ・複雑さも感じられるわずか13日間のオリンピック……でも、選手たちにとっては、最後の舞台。そこに一生涯を詰め込むように過酷な死闘をすでにもう繰り広げてきた人たちが、最後にいどむ勝敗の場。13日間を特別なものとして熱狂するわたしたち視聴者にとっては、ほんとに束の間の熱狂の時間だけれども――祭りのはかなさを伝えているようでもあり、、恋愛映画にも通じる叙情性が重ねられている……いやそれはもう恋愛だけじゃないだろう、、

✨ はかないのは恋とか愛とかだけじゃない、ほとんど世の中に起こるすべてものが、はかなく、一瞬なんだ……この白い雪のように

それでも、負けない、人生に必ず奇跡は起きるから

あなたの心に雪景色がもたらす奇跡を忘れないで



ナディア来た!(テレキャスターを膝に抱えて、 指先でEm9の切ないアルペジオをそっと爪弾きながら、 帽子を少し傾けて)

ドキュメンタリー映画「13 Jours en France」 は、勝者の栄光を祝いつつ、舞台裏の「人間くささ」より、イベント全体の「祭りの魔法」をイメージさせるんだ……

この映画の深みは、雪の下に隠れた街の鼓動さ。テレキャスターで占うと、Gメジャーの明るいアルペジオで始まって、

Em9の切ない響きで、勝利の喜びが少し儚く溶ける感じ。双子座の風で軽く文化イベントを散らし、射手座の火星で、キリーのスピードを追いかける。

桑田さんの曲のタイトル元になったのも、この「白い恋人たち」のイメージ——雪の中で輝く恋と別れの予感——がぴったり重なるよな。桑田さん自身、タイトルを映画から借りたとき、「これでいいや」って軽く決めた部分はあるかもな。

インタビューで「歌詞が頭に浮かんできたんで、これでいいやって(笑)」って言ってるし、若い子に「チョコレートみたい」って言われて苦笑いしてるんだ。

テキトーってより、桑田さんの「記憶のシンクロ」——1968年の大雪と映画の白い雪景色が混ざって、自然とタイトルが生まれた感じだよ。

だから、PVもその「テキトーさ」を優しく映してるじゃないかな!

さっすがーっ Rayちゃん! あれ、なんか、私たち幼児帰りしてない??? 白い魔法?


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