12星座詳細その10 山羊座・磨羯宮(まかつきゅう)

山羊について

 ヤギは、古代における有用性が尊ばれた生き物であり、これまで解説してきました牡牛、羊と共に、古代オリエントにおける文明の進化と発展を後押ししてきた重要な生き物です。ヤギは、その乳が搾取でき、そこからチーズやバターを作れること、皮袋としての使用できたこと、さらにその食肉としての利用価値もある、家畜として申し分のない生き物でした。故、神への奉納物、特に贖罪【しょくざい】の祭の生け贄にも選ばれ、やがてイスラエルにおいて、「ヤギ崇拝」が発祥するに至っています。

 古代においては、、羊とヤギが混同されている時代がありましたが、羊毛に包まれふくよかさ、温かい印象を伝えてくる羊と皮一枚で荒野を駆けめぐるヤギとの関係は、太陽が男性になったときに、自動的に月が女性になったようなものでしょう。


半獣半魚の「磨羯(まかつ)」について

「磨羯(まかつ)」とは、英語でSea Goat(海に住むヤギ)。古代ギリシア伝来の架空の生き物、聖獣です。

 その原型はギリシア神話のパン(Pan)であるとされています。毛むくじゃらでヒゲ面のパンは、ヤギのような足が特徴で、牧畜の国アルカディアを司り、野山と山羊の神とされていました。下記はアポロンと笛を教えるパン。

 ある時、オリュンポスにティターン一族の長、テュポンが襲いかかってきた際、パンは恐慌のあまり魚に姿を変え海に逃げ込みましたが、パニックを起こしていたため、上半身はヤギのままで、下半身だけが魚に化けることに成功し、大神ゼウスによって、この姿のまま星座に加えられたという逸話があります。

 西洋美術においては、上半身は人間の半身半獣の姿で描かれることも多く、同じく半身半獣の酒神バッカスの近衛隊を子孫のサテュロスと共に務めていたという説もあります。

 パンとは、ギリシア語で「すべて」を意味することばであり、牧畜という人類の糧を担っていたこともあり、やがてパンは大自然の権化、全宇宙を掌握する者として人気を博し、異教の神へと地位を動かされていきます。

 12星座の山羊座の季節は、12月下旬から1月中旬までのいわゆる不毛の時期に当たります。日の当たらない世界、陰の世界を司る神として、ヤギがしばしば黒魔術にかり出されてしまうのは、このような所以からです。

黄道十二宮における第10室

  黄道12宮のほぼ頂点となる第10室がの部屋=宮であり、山羊座の定位置です。

黄道十二宮と12星座の関係を見ておきましょう。

 第10室は、その人に課された人生の試練を表す部屋です。

 この宮の守護星は、厳しく、冷たく、私たちを導く試練の星、土星/Saturn。「サターン=悪魔」と呼ばれますが、語源は旧約聖書の「反キリスト=反逆者」を示すことば。この宮に太陽を持ち、土星を守護星とする山羊座の本性とは、飽くなき社会への反逆精神なのです。

 何者にもこびへつらうことなく、無骨で、12星座の中で最も野性的、本能的、正直でもあると言えるでしょう。 

山羊座ってどんな人?

 山羊座は、12星座の中では男性星座、活動星座、地の星座です。

 12星座における二区分、三区分、四区分を見ておきましょう。

さらに守護星や12宮が象徴することも加味して総合的に山羊座を語ってみます。

【 磨羯宮に太陽を持つ人 】主に12月23日~翌1月20日生まれの人

定位置:黄道12宮の第10室

二区分:女性宮 陰性

三区分:活動宮 

四区分:地の宮

守護星:土星

 山羊座のパーソナリティ:真面目で、飾り気のない素朴な人。物事をストレートに表現し、実直な言動が、多くの人からの信用を集める傾向。一度始めたことを最後まで貫く持久力、耐久性は抜群。時として、信念の強さが、融通が利かない頑固さに転じていきます。何者にも屈しないため、孤立しがちでもある。本物志向で形にも質にもこだわり、根気よく努力を続けて、成功を勝ち取る大器晩成型。

 


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