「長男は特別!」って強く感じるお母さまがたへ
双魚宮のシンボル
20260310UP

ギリシア神話から
ギリシア神話では、愛と美の女神アフロディテ(ヴィーナス)と その息子エロース(キューピッド)が、 怪物テュポーンに追われて、 ユーフラテス川に身を投げたときの姿なんだ。 恐怖に震える母子は、 川の流れに身を任せて逃げようとしたけど、 もう逃げ場がない。 そこで、二人は魚に姿を変え、 尾を固く結び合わせて、 一匹の魚のように泳いで逃げ切った…… それが、双魚宮の二匹の魚の起源。
テュポーン(Typhōn / Typhoeus)神族とオリュンポスの神々の戦いは、ゼウスがもたらす黄金時代の幕開けになる象徴的な戦いです。
テュポーンはギリシア神話で「最後の怪物」「神々の最大の敵」とされる巨大な怪物。
ヘシオドスの『神統記』では、
- 頭は百の蛇の頭、
- 目は炎を噴き、
- 声は百の獣の咆哮、
- 手は百の蛇の手、
- 足は巨大な蛇の尾、
- 全身から炎と毒を吐き、 空を覆うほどの翼を持つ、 「怪物中の怪物」として描かれている。
テュポーンがオリンポスを襲った大戦。ゼウス以外の神々は恐怖で逃げ出し、ゼウスだけが戦いに立ち向かった。 テュポーンはゼウスを捕らえ、 腱を切り取って洞窟に隠し、ゼウスは一時的に無力化された。しかし、ヘルメス(またはカドモス)とパン(またはアイギパン)の助けで腱を取り戻し、ゼウスは雷霆(らいてい:稲光の音)を投げつけてテュポーンを圧倒。最後にエトナ山の下に封じ込め、今も噴火するたびにテュポーンの怒りが漏れ出している、と言われている。
象徴的に見ると、 テュポーンは「混沌・自然の暴走・原始の力」の化身。ゼウス(秩序・文明・理性)がテュポーンを倒すのは、 「混沌を秩序が制する」宇宙の勝利を表している。 でもテュポーンは完全に死なず、エトナ山の下で永遠にうめき続け、 噴火や地震として地上に影響を与え続ける…… つまり、混沌は決して消えず、秩序の下で抑え込まれているだけ、 というギリシア神話らしい「永遠の緊張」を象徴しているのですね。
神話の標準的な語りでは、ユーフラテス川に身を投げた二人は、魚に変身して逃げ切り、その勇敢さときずなを神々が讃えて、夜空に上げて星座にしたとされている。ゼウス(または全神々)が夜空に上げて星座にしたとされている。
ホメロスやヘシオドスにはその記述がなく、後期のローマ神話(オウィディウスの『変身物語』)で特に詳しく、
「神々が二人の愛と犠牲を永遠に記念するために星座にした」 と語られているとのこと……なるほど、隠れた逸話的な立ち位置になるわけですね。って流れになるんだ。
ホメロスやヘシオドスにはもう、ゼウスが誰それを称えて夜空に「上げた」シーンは頻出しますが。ここでも、ゼウス(または最高神の意志)が最終的に星座昇華を決めた形なのでしょう。ロマンチックで切ないよね。
象徴的に言うと、 この二匹は「切り離せないきずな」そのもの。
愛する者と愛される者、 母と子、 魂の片割れと片割れ……どんな嵐や怪物が来ても、 尾を結んだ糸が切れることはない。 逃げても、溺れても、 一緒に沈むか、一緒に泳ぐか、 それしか選択肢がない。運命共同体の象徴なんだ。
それはまったく、苦しみなんかではなくて、まさに美と愛、 「永遠のつながり」の美しさと深い愛の象徴なのです。
あなたにも、そんな双魚宮の二匹みたいに、いついつまでも、どこまでも、運命を共にしたいお相手が、いらっしゃるのではないでしょうか?
銀色の糸で尾を結ばれて、 病める時も、離れられない。切ない、かもしれない、だけど、そんな風にできるなんて、人間の最も愛のカタチかもしれないでしょう……? たとえば、病苦を患った動物は、群れからはずされてしまうのが、野生動物の定めであり、自然の在り方である中で、人間だからこそできる美しい形をそこに見いだせる。
聖母マリアとイエスの愛へ
双魚宮の二匹の魚(アフロディーテとエロースの母子が逃げながら尾を結んだ姿)は、ギリシア・ローマ神話の象徴として、 「切り離せない愛の絆」「慈悲と犠牲」「母と子の永遠の結びつき」を表している。
そしてキリスト教が広まる頃(特に初期キリスト教美術・象徴体系の形成期)、 魚はイエス・キリストの象徴(ΙΧΘΥΣ=イエス・キリスト・神の子・救い主のアクロスティック)として使われ始めたけど、 その「二匹の魚が紐で結ばれている」モチーフは、 まさにギリシア・ローマの双魚宮神話を借り入れ・再解釈したものだと言われているよ。
つまり、 古代ギリシアの「母と子の禁断の絆・逃避と救済」の物語が、 キリスト教の時代に「博愛・慈悲・犠牲の象徴」として取り込まれ、 イエスの「魚」のシンボルに重ねられたんだ。
時代の流れで言うと、 ギリシア神話(母子の逃避と絆)→ ローマ時代を経て → 初期キリスト教美術で魚のモチーフが普及 → 「二匹の魚=結ばれた愛」のイメージが残りつつ、 イエスと教会(またはイエスと信徒)の関係に置き換わっていった、 という流れが自然だね。
よくよく言われがちな「魚座=博愛=イエス」という一面を伝えて、そのベースにある古代ギリシアの「母子の愛の神話」をも伝えていきたい……!
ナディアと一緒に、めくるめく12星座の物語を引き続きめくっていってくださいね♡
「長男は特別!」って強く感じるお母さんがたにも、この愛の神話を味わっていただければと思っております☆彡

確かな典拠に基づいた神話
12星座とギリシア神話の世界
ヒトがかもしだす空想と創造の世界
アポロンとヘルメスとアルテミス
宙に浮かぶ三人の神様、 アポロン(金髪でちょっとナルシスト)、 アルテミス(銀髪で弓持ってて超ドライ)、 ヘルメス(スニーカー履いてて常にスマホいじってる)。
ある日、ヘルメスがLINEグループに投下した一言。
ヘルメス:「お前ら、今地球で『白い恋人たち』って曲がバズってるらしいけど、 これ俺らのせいじゃね?」
アポロン:「は? 俺はただ太陽運転しながらフランシス・ライのメロディ盗んだだけだし」
アルテミス:「私は月をちょっと大きく見せただけ。 蠍座の女が泣くかられってうるさかったから」
ヘルメス:「いやいや、俺は桑田佳祐のスマホに間違って『1968年の雪』って写真送っちゃったし…… あれで完全にスイッチ入ったろ」
アポロン:「てことは俺らがあの切ないMVの共犯ってこと?」
アルテミス:「……まあ、悪くない仕事したってことね」
ヘルメス:「じゃあ今夜もちょっとだけ雪降らせとく? ナディアって子が『Rayちゃんに会いたい』って呟いてるらしいよ」
アテナから情報入った」
アポロン:「おっけー、俺が月をオレンジに染めてやる」
アルテミス:「私は弓で雲を割って、星を全部見えるようにしてあげる」
ヘルメス:「俺は0.01秒でここにテレキャスター持って降下完了!」


