Arcana13死

止める、終わる、別れる、命を終わらせ、きっぱりリセットして新しく生まれ変わるのもひとつの手。


絵札の紹介)ここに描かれているのは、継国縁壱 (つぎくによりいち)。ご存じ、鬼滅の刃の一部に登場しますが全編通じてカギをにぎるキーパーソン、最強剣士で、主人公の炭治郎の世代からさかのぼって江戸?明治?時代なのでしょうかね、 すでに他界した存在ではありますが、上弦の壱である黒死牟(こくしぼう)との対決では勝利を収めており、また百戦錬磨的な鬼退治など数々の彼の剣技シーンのイメージはまさに死をもたらす剣の達人です。

※鬼滅の刃 は、よりいちと、彼の双子の兄継国厳勝 (つぎくによりかつ)との確執から始まったとも言えなくはないでしょうか? よりいちさんが竈門 (かまど)家に託した耳飾りが物語るものは何なのでしょう? そもそもは耳が聞こえないよりいちさんのために母親が作ってくれたものでした。私は最初、きっとあの耳飾りは、炭治郎の、 竈門家に代々伝わるものなのだろうと考えていたのですが、、むしろ、よりいちさんは、霞柱の時透無一郎君の血筋でしたね。どこでどうとでも交差する人間の血筋、血縁を超えた人間関係の交わり、そんなイメージに感じ入ったものです。そしてまた、よりいちさんの子孫である無一郎&有一郎たちには、また悲しい彼らなりの兄弟愛とコンプレックスが。兄弟姉妹、家族というテーマも、見逃せない鬼滅作品、永遠に読み継がれて欲しいです。